寝かしつけ

6歳の息子の入眠儀式は絵本とお話です。

いつしか「絵本読んで」と図鑑を持ってくるようになり、

今は「今日はどの図鑑にしようかな」に変化しています。

初めて図鑑を持ってきた時は、

「図鑑…!?名前を全部読めばいいのか…?え、いつ寝られる…??」

と心の中でつぶやいていましたが、全部読んでということではありませんでした。(良かった…)

彼の気になる箇所をピックアップしてくれるので、そこを読めばよいのです。

図鑑タイムが終わり、電気を消して布団にもぐると、

「おもしろい話をして」がお話タイム始まりの合図です。

記憶をさかのぼったり、なんてことない出来事を脚色したり。

頭の体操にはなりますが、もうネタの引き出しは空っぽです。

毎晩、引き出しの中にある小さなチリをかき集めている気分です。

息子にお話をしてもらおうとするも、「むかーしむかし、ハイ終わり!」ですって。

そんなやりとりをしていると、いつの間にかお互いが寝ています。


あれ、寝かしつけられているのは私だった…?

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