がんばる姿

すっきりと気持ちの良い風が吹く秋晴れの土曜日、

息子の、幼稚園最後の運動会でした。

家では歌ったりコミカルなダンスで楽しませてくれるので、

まさかリズムダンスが苦手だとは知らなかった私。

幼稚園では「できない〜」と言うことが多かったそうです。

担任の先生が様子を教えてくれるたび、

大丈夫かいな、と心配になりました…。

それからは、家でも音楽をかけてみました。

一緒に面白そうに何かをすると、

それにのっかってきてくれる彼の特性を利用して、

「分からなくなったらロボットダンスをすればいいんだよ〜」なんて

ふざけながらケラケラ笑って^^

案の定、のっかってきました笑


今朝は自分から曲をかけてと言ってきて、やる気まんまん。

もうね、その姿だけで母は嬉しいのです。

本番を見ると、ステップが難しくてお世辞にも上手とは言えなかったけれど、

踊れるところは自信のある顔で、分からないところはお友だちを見ながら、

音楽に合わせて体を動かす姿は忘れられません。

母は涙を堪えるのに必死で視界がぼやけていたので、

ムービーでもう一度見ましたよ。

がんばるってこういう事だよね。上手か下手かは関係ないんだよね。

子どもの背中に教えてもらってしまいました。

おとなになると1日を過ごすことに必死で、何かに向かってがんばることが

少なくなりました。

子どもにも「がんばる背中」を見せたいな。

あ、でも、がんばっている時って、「自分がんばってる〜!」とは思わないんだよね。

だから、1日を必死で過ごしている自分を認めてあげよう。

ちなみに、本番ではロボットダンスはしていませんでした!

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